生い立ち

きっかけ

フルコンタクト空手を始めたきっかけは、

・礼儀、礼節

の大切さを知るため。

そして、身体の小さかった私のことを思った、

・護身用

2点でした。

家の近くの小さな道場に私は、近所の友達と軽いお遊び程度で通い始めました。

数ヶ月もすれば、防具を購入し組手が始まります。

身体の小さな私は近所の友達にボコボコにされてよく泣かされていたのを覚えています。

そんな私を見た両親が、

「泣くほど真剣にやってい無いのに泣くのはおかしい」

と指摘を受けましたが、本当にその通りだと思います。(笑)

変化

習い始めて数ヶ月、道場によって異なるとは思いますがここで、

・交流試合

なる道場内での試合に挑戦します。

空手には、

・初心クラス

・初級クラス

・中級クラス

・上級クラス(選抜クラス)

の自分にあったクラス分けが為されます。(大会によって異なる部分はあります)

もちろん、私は初心クラスに出場。

結果は惨敗。

試合後、負けたにも関わらず悔しいといった感情もなくヘラヘラとしている私に両親が激怒、そこから空手に向き合う姿勢に【変化】が現れます。

週に1回通っていた道場でしたが、別の支部にも出稽古に行くことにより週3回のペースで練習し、自宅での練習も欠かさず行いました。

練習の成果もあり、交流試合では上々の成績を残すことが出来、地方大会でも、順調に勝ち進み初級の部で入賞はできるようになりました。

挑戦

地方大会の初級で入賞し始めた私は、全国大会への挑戦権をかけた選抜大会だとは知るよしも無く、訳も分からず挑戦します。

結果は惨敗、ボコボコにされた私は自分の実力を思い知りました。

負けず嫌いな両親もこの時から、更に熱心になり始め、練習もハードになっていきました。

この時の私の心境としては、

・どうせ勝てやしない

・試合が怖い

と思っており空手から離れたい気持ちでいっぱいでした。

両親から言われるがままに練習し、試合に出ては負けが続き、1回戦すらまともに勝てない日々が続き、心も身体もボロボロになっていました。

今思えば、空手自信を嫌いになった訳では無く、何をやっても上手くいかない自分自身に嫌気がさしていたのだと思います。

暇さえあれば、空手の動画を見ており、選抜大会での入賞常連者の真似をして、道着の袖にワッペンを貼り付け、喜んでいる様な子供だったので強さに憧れはありました。

しかし、何故か今の自分を限界点と決めつけ努力を惜しんでいました。

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